>必ずしも普通の三相モータ定格をそのまんま素直にカタログ記載してるとは限らない
確かにそれは在ると思います。
以下釈迦に説法
規格品の軸出力数値のステップが妙な値になっているのは規格を決めた際に仕切り値を馬力にしたのが主な理由です。
0.2kW(1/4馬力)、0.4kW(1/2馬力)、0.75kW(1.0馬力)、1.5kW(2.0馬力)・・・となります。
此処で言う馬力はPSでは無くBHPです。
PS:1秒間に75kgの質量を1m持ち上げることが出来る仕事率
BHP:1秒間に550ポンドの質量を1フィート持ち上げることが出来る仕事率
重力加速度G:9.80665 m / s2
1ポンド(lb):0.45359237 kg (余談だが市販のバターは1/2ポンドが規格品だったので225gだったが200gに何時のまにか変わった。)
1フィート(ft):0.3048 m
1PS=75kg×9.80665 m / s2×1.00m÷1秒=735.49875W
1BHP=0.45359237kg×550×9.80665 m / s2×0.3048 m÷1秒=745.699 871 582 270 22W
BHP>PS となります。
PSはドイツ語のPferdestärke(äはアーウムラウトです。)でBHPは「brake horse power」です。
規格品を使わずに特注品を使う思考過程が理解不能です。
仮に必要な軸出力が1.000kWだった場合は黙って1.5kWの規格品を使えば事足りる話です。
汎用の誘導電動機は無負荷(滑り0.00%)〜全負荷(滑り3〜5%)迄の軸出力に対応出来ますので問題は無いと思っています。
特注品を用いると故障時に恐らく対応不能です。
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